Global VLAN Configuration


Allowed Access VLANs このフィールドには、許可されたアクセスVLANが表示されます。つまりアクセスポートとして設定されたポートにのみ影響します。 他のモードのポートは「Allowed Access VLANs」で指定されたすべてのVLANのメンバーです。ディフォルトではVLAN 1だけが有効です。個々の要素をカンマで区切るリスト構文を使用すると、より多くのVLANを作成できます。範囲は上限と下限を分けるダッシュで指定します。
例: 1,10-13,200,300       VLAN 1,10,11,12,13,200,300のVLANを作成
Ethertype for Custom S-ports このフィールドは、カスタムSポートに使用されるethertype/TPID(16進数で指定)を指定します。
ポートタイプがS-Custom-Portに設定されているすべてのポートで有効です。

Port VLAN Configuration


Port この行の倫理ポート番号です。
Mode ポートモードは、問題のポートの基本的な動作を決定します。ポートは下記の3つのモードのいずれかになります。
特定のモードが選択されると、その行の残りのフィールドは、問題のモードに応じてグレー表示または、変更可能になります。グレーアウトされたフィールドは、モードが適用されたときにポートが取得する値を表示します。

[Access]
通常、アクセスポートはエンドステーションに接続するために使用されます。音声VLANのようなダイナミックな機能は、ポートを陰でより多くのVLANに追加する必要があります。アクセスポートには次の機能があります。

● 厳密に1つのVLANのメンバーであるポートVLAN(別名 アクセスVLAN)。ディフォルトでは 1
● タグ無しフレームと、Cタグ付きフレームを受け入れます
● アクセスVLANに分類されていないすべてのフレームを破棄します
● 出力時にすべてのフレームがタグ無しで送信されます

[Trunk]
トランクポートは、複数のVLAN上で同時にトラフィックを伝送でき、通常は他のスイッチに接続するために使用されます。トランクポートには次の機能があります。

● ディフォルトでは、トランクポートはすべてのVLANのメンバーです(1〜4095)
● トランクポートがメンバーであるVLANは、Allowed VLANの使用によって制限されることがあります
● ポートがメンバーではないVLANに分類されたフレームは破棄されます
● ディフォルトでは、ポートVLAN(別名 ネイティブVLAN)に分類されたフレームを除くすべてのフレームが出力時にタグ付けされます。ポートVLANに分類されたフレームは、出力時にCタグ付けされません。
● 出力タグ付けを変更してすべてのフレームにタグを付けることができます。この場合、タグ付けフレームだけが入力時に受け入れられます。

[Hybrid]
ハイブリッドポートは、多くの点でトランクポートに似ていますが、追加のポート設定機能が追加されています。トランクポートで説明されている機能に加えて、ハイブリッドポートには次の機能があります。

● VLANタグを認識しない、Cタグを認識する、Sタグを認識する、Sカスタムタグを認識するように設定できます
● 入力フィルタリングを制御できます
● フレームの入力受入れと出力タグ付けの設定は、個別に設定できます

Port VLAN ポートのVLAN ID(別名 PVID)を設定します。許可されるVLAN範囲は、1〜4095です。ディフォルトは 1です。
ingressでは、ポートがVLAN非対応、フレームタグ無し、またはVLAN認識がポートで有効に設定されていても、フレームに優先度タグが付いている場合(VLAN ID=)、フレームはポートVLANに分類されます。
egressでは、egressタグ設定が、untagポートVLANに設定されている場合、ポートVLANに分類されたフレームにはタグが付けられません
ポートVLANは、アクセスモードのポートの場合は、アクセスVLANと呼ばれ、トランクモードまたは、ハイブリッドモードの場合は、ネイティブVLANと呼ばれます。
Port Type ハイブリッドモードのポートでは、ポートタイプの変更、つまり、フレームのVLANタグを使用して入力時のフレームを特定のVLANに分類するかどうか、またその場合はどのTPIDに反応するかを指定できます。同時に出口では、タグが必要な場合は、ポートタイプによってタグのTPIDが決定されます。

[Unaware]
入力時に、VLANタグを持っているかどうかに関わらず、すべてのフレームがポートVLANに分類され、出力時にタグが削除されません。

[C-Port]
入力時に、TPID = 0x8100のVLANタグを持つフレームが、タグに埋め込まれたVLAN IDに分類されます。 フレームがタグなしまたは、優先タグ付きの場合、フレームはポートVLANに分類されます。出力時にフレームにタグを付ける必要がある場合は、Cタグでタグ付けされます。

[S-Port]
入力時に、TPID = 0x8100または0x88A8のVLANタグを持つフレームは、タグに埋め込まれたVLAN IDに分類されます。 フレームがタグなしまたは、優先タグ付きの場合、フレームはポートVLANに分類されます。出力時にフレームにタグを付ける必要がある場合は、Sタグでタグ付けされます。

[S-Custom-Port]
入力時に、TPID = 0x8100またはCustom-Sポート用に設定されたEthertypeと等しいVLANタグを持つフレームが、タグに埋め込まれたVLAN IDに分類されます。 フレームがタグなしまたは優先タグ付きの場合、フレームはポートVLANに分類されます。フレームが出力時にタグ付けされる必要がある場合、カスタムSタグでタグ付けされます。
Ingress Filtering ハイブリッドポートは、入力フィルタリングの変更を可能にします。 アクセスポートとトランクポートでは、常に入力フィルタリングが有効になっています。 イングレスフィルタリングが有効な場合(チェックボックスがオンになっている場合)、そのポートがメンバーになっていないVLANに分類されたフレームは破棄されます。 イングレスフィルタリングが無効な場合、ポートがメンバーではないVLANに分類されたフレームは受け入れられ、スイッチエンジンに転送されます。 ただし、ポートは、メンバーではないVLANに分類されたフレームを送信することはありません。
Ingress Acceptance ハイブリッドポートは、入力時に受け入れられるフレームのタイプを変更できます。
[Tagged and Untagged]
タグ付きフレームとタグ無しフレームの両方が受け入れられます。

[Tagged Only]
タグ付きフレームのみが入力時に受け入れられます。タグ無しフレームは破棄されます。

[Untagged Only]
タグ無しフレームのみが入力時に受け入れられます。タグ付きフレームは破棄されます。
Egress Tagging トランクおよび、ハイブリッドモードのポートは、出力時にフレームのタグ付けを制御できます。
[Untag Port VLAN]
ポートVLANに分類されたフレームは、タグなしで送信されます。他のフレームは関連するタグとともに送信されます。

[Tag All]
ポートVLANに分類されているかどうかに関係なく、すべてのフレームがタグ付きで送信されます。

[Untag All]
ポートVLANに分類されているかどうかに関係なく、すべてのフレームがタグなしで送信されます。このオプションは、ハイブリッドモードのポートでのみ使用できます。
Allowed VLANs トランクおよび、ハイブリッドモードのポートは、メンバーになることが許可されているVLANを制御できます。 アクセスポートは、1つのVLAN、つまりアクセスVLANのメンバーになることができます。 フィールドの構文は、[Enabled VLANs]フィールドで使用される構文と同じです。 ディフォルトでは、トランクポートまたは、ハイブリッドポートはすべてのVLANのメンバーになるため、1〜4095に設定されます。
このフィールドは空のままでもかまいません。つまり、ポートがVLANのメンバーにならないことを意味します。
Forbidden VLANs 1つまたは複数のVLANのメンバーにならないようにポートを設定することができます。 これは、MVRPやGVRPのような動的VLANプロトコルがVLANに動的にポートを追加するのを防ぐ必要がある場合に特に便利です。
そのトリックは、問題のポートで禁止されているようなVLANをマークすることです。シンタックスは、Enabled VLANsフィールドで使用されている構文と同じです。 ディフォルトでは、このフィールドは空白のままです。つまり、ポートがすべてのVLANのメンバーになる可能性があります。

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